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『THE W』敗退でも、ゆりやんを「唯一無二の芸人」と呼びたい理由(現代ビジネス) – Yahoo!ニュース

優勝は逃したものの…

【写真】ゆりやん、圧巻の…!

 決勝メンバーは、TEAM BANANA、オダウエダ、にぼしいわし、紅しょうが、ターリーターキー、Aマッソ、ゆりやんレトリィバァ、吉住、はなしょー、ぼる塾の10組。今年は、新型コロナウイルスに感染したお笑いコンビ・スパイクが出演を見送り、次点だったターリーターキーが代理として進出した。

 優勝した吉住は、1本目で「野球の審判を務める女性の悲恋」、2本目で「銀行強盗が立てこもる非常事態で支店長に告白する女性行員」を演じるコントを披露。いずれも状況設定と展開、キャラが秀逸だった。

 そのほか、映像を活かした斬新な漫才を見せたAマッソ、犯人に拘束された人質が「おいしそ~」「カワイイ~」など感情を爆発させて展開が飛躍するコントで沸かせたオダウエダなど、どの組もネタのレベルは高かったが、なかでも圧倒的な存在感で異彩を放ったのがゆりやんレトリィバァ(以下、ゆりやん)だった。

 ゆりやんは、長年お茶の間から愛されているアニメ『サザエさん』の磯野カツオに扮し、「いや、姉さんは大きな間違いをしているよぉ~」というフレーズを繰り返し、「カツオが言いそうで言わない言葉」をひたすら畳み掛けるコントで挑んだ。まるで優勝など眼中にないかのような強心臓のパフォーマンスだった。

 決勝には進出できなかったものの、彼女からは、周囲を巻き込む圧倒的な“力”を感じる。その魅力について、改めて考えてみたい。

『THE W』初代王者が持つ武器

 とくに1本目は、「アメリカの女子高生がミスコンに出場し、自己アピール時に流暢な英語の中に日本語を交えながら様々な“あるある”を披露する」という演者の力量が問われるネタだ。アメリカの学園ドラマ、学校の催し物で挨拶する中年男性、昭和中期の日本映画に出演する女優のしゃべり方など、時代や国を超えて想像しやすい素材をチョイスした点も秀逸だった。

 そんな彼女の際立った特徴は、「無理して作ったわけではないナチュラルな芸風」だろう。もともと持っている容姿、声のトーン、スキルを活かし、「自身の興味が湧いた素材」をネタとしてまとめた印象を受ける。極端に言えば「スベろうがウケようが、私は楽しい」という強度のようなものを、ゆりやんから感じるのだ。

 またアメリカのティーンやハリウッドスターなど、海外のあるあるを積極的にネタに取り込んでいるのも特徴の一つである。そんな自然体な芸風と海外志向が、彼女の武器だと思われる。

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