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ミシュラン、12年連続三つ星4店を含む「ミシュランガイド東京2019」を11月30日発売。「新たな食と出会い、素晴らしい体験を」とペリニオ社長 – トラベル Watch

日本ミシュランタイヤは「ミシュランガイド東京2019」を11月30日に発売する

 日本ミシュランタイヤは11月27日、「ミシュランガイド東京2019」の出版に先駆けて発表会見を行なった。ミシュランガイド東京2019は全国の書店などで11月30日に発売。価格は3240円。

 ミシュランガイドは、厳選した飲食店やレストラン、宿泊施設を紹介するガイドブック。タイヤメーカーのミシュランがドライブに便利なガイドブックとして、1900年8月にフランスで最初に発行。1926年から美味しいレストランを示す星が誕生した。2007年にはアジア初の「ミシュランガイド東京2008」が発行されており、今回の「ミシュランガイド東京2019」で東京版は12冊目になる。

 ミシュランガイド東京2019では、484軒の飲食店とレストラン(新規73軒)、35軒の宿泊施設(新規2軒)を掲載。飲食店・レストランの評価では、三つ星が13軒(評価アップ1軒)、二つ星が52軒(新規1軒、評価アップ2軒)、一つ星が165軒(新規28軒、評価アップ1軒)。ビブグルマンが254軒(新規44軒)が掲載されている。ビブグルマンは、星とは無関係にコストパフォーマンスが高く上質な料理を提供する飲食店・レストランとして掲載されるもの。

「ミシュランガイド東京2019(左)」と1900年に最初に出版されたミシュランガイド(右)

ミシュランタイヤ株式会社 代表取締役社長 ポール・ペリニオ氏

ミシュラン・トラベルパートナー ミシュランガイド・インターナショナルディレクター グウェンダル・プレネック氏

日本ミシュランタイヤ株式会社 ミシュランガイド事業部 伊東孝泰氏

 日本ミシュランタイヤ 代表取締役社長のポール・ペリニオ氏は、「価値の高い情報を提供し、モビリティの楽しみを提案したいという願いは、1900年に最初のミシュランガイドを発行してから変わりません。一つ星の新規掲載の1軒はラーメンです。世界で唯一“ラーメン”の料理カテゴリーで星付きの掲載店がある東京で、また新たな店が加わりました(新掲載は「Sobahouse 金色不如帰」でラーメンは計3軒となる)。ビブグルマンには“おにぎり”の料理カテゴリーが日本で初めて登場しました(新掲載は「おにぎり 浅草 宿六」)。女性シェフの飲食店・レストランも21軒が掲載されています。新しいミシュランガイドを手に新たな食と出会い、素晴らしい体験をしてください」と、今回のセレクションの概要報告とともにあいさつした。

 ミシュラン・トラベルパートナー ミシュランガイド・インターナショナルディレクターのグウェンダル・プレネック氏は、2006年からインターナショナルガイド開発チームで、新たな地域のガイドブックの発行をしており、ミシュランガイド東京、ミシュランガイド京都・大阪を初めて発行したときに4年ほど日本で仕事をしていたとのこと。「今回また東京に戻ってこられてうれしい。東京は料理の種類が多く、和食のなかにも、寿司、天ぷら、焼鳥、とんかつ、蕎麦、すき焼き、鉄板焼き、ラーメン、餃子など多様なカテゴリーがあり、とてもユニーク」と東京の感想を述べた。

 また、ミシュランの調査員について、すべてミシュランの正社員であって、食の専門家が担当。匿名で訪れ、ほかの客と同じように食事をして代金を支払う。あらゆる国、地域のそれぞれのエリアの評価が同レベルを保っているかを確認し、世界で統一されたレベルと独立性を保っていると、独特なミシュランガイドの調査方法の解説も加えていた。

 日本ミシュランタイヤ ミシュランガイド事業部の伊東孝泰氏は、星付きの飲食店・レストランについて、東京の230軒はパリの118軒を上回る掲載数であること、日本で初めて「おにぎり」の料理カテゴリーが登場したことなど、今回のセレクションの概要やこれまでの歴史を解説した。

ミシュランガイドの評価基準

料理の評価・定義とシンボルマーク

快適度を表わすシンボルマークが使われている

 ミシュランガイドでは匿名の調査員を使い実際に訪問、一般客同様に料金を支払ってサービスを受けて調査する。レストラン・飲食店で、「素材の質」「調理技術の高さ」「独創性」「価値に見合った価格」「常に安定した料理全体の一貫性」の5つの評価基準のもと、世界共通の基準で料理を評価しているという。店の「快適度」は別に評価して掲載されている。

 三つ星は「そのために旅行する価値のある卓越した料理」、二つ星は「遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理」、一つ星は「近くに訪れたら行く価値のある優れた料理」が選定される。評価は、店の雰囲気やサービスに関わりなく、料理そのものに与えられるのが特徴だ。評価にドライブしたくなる表現を用いているのは、タイヤメーカーである故。

 また、星とは関係なく「価格以上の満足感が得られる料理」は、ビブグルマンとして掲載する。これには「良質な食材で丁寧に仕上げており、5000円以下で楽しめる」という条件が付く。星付き予備軍とも捉えられがちだが、いくら上質であっても5000円以下でないと掲載されないのが大きな特徴だ。アイコンはムッシュ・ビバンダム(ミシュランマン)が舌なめずりする顔で、ビブはビバンダムの愛称で、グルマンはフランス語で食いしん坊。「食いしん坊のビバンダム」といったところだろうか。

会場には歴代のミシュランガイドが並べられた

来賓としてあいさつする観光庁 長官 田端浩氏

 来賓として観光庁 長官の田端浩氏が登壇し、インバウンド政策を進めるなか、国外から多くの観光客が来ていること。そこで、食は重要なテーマであり、近年は日本食の評価も高くなってきている。より日本のよさを発信できるようにしたいと考えたとき、ミシュランガイドにはとても期待をしていると、12年目になるミシュランガイド東京の出版に祝辞を述べた。

 三つ星として掲載される飲食店・レストランは以下の13軒(登壇順)。12年連続で三つ星として掲載されるのは「すきやばし 次郎 本店」「かんだ」「カンテサンス」「ジョエル・ロブション」の4軒。ジョエル・ロブションは快適度でも最も評価が高い。フランス料理の「ロオジエ」は、2010年版から9年ぶりに三つ星での掲載となった。


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