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「パン アメリカ 1250」いよいよ国内投入 ハーレー初の冒険マシンの実力はいかに!? | ウェビック バイクニュース

【ケニー佐川:Webikeニュース編集長】

日本では7月にデリバリー開始

ハーレーダビッドソン初のアドベンチャーツーリングモデル、「パン アメリカ 1250」とその上級版「パン アメリカ 1250 スペシャル」がいよいよ国内デビューする。
新開発の水冷1,250ccV型2気筒エンジン(Revolution® Max 1250と命名)を搭載し、オフロード走行に適したスムーズな低速トルクを発揮。タッチパネルによる走行モードの選択や、コーナリング安全機能の強化などの新技術も盛り込まれた。

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特に上級版の「パン アメリカ 1250 スペシャル」には電子制御式のセミアクティブサスペンションを前後に標準装備し、路面や走行状況に合わせて減衰力を自動調整する機能を搭載。オンロードでの快適な乗り心地を維持しつつ、オフロードでの優れた走りを実現したという。そして、注目はシートの高さを自動調節するアダプティブライドハイト(ARH)を標準装備したことだ。これにより走行中の安定と停車時の快適な足着きを両立した。
予約発売が2月24日から開始され、日本では7月頃よりデリバリー開始となる見込み。なお価格は「パン アメリカ 1250」が2,310,000円~、「パン アメリカ 1250 スペシャル」が2,731,300円~(いずれも消費税込)とアナウンスされている。

150psの最新水冷Vツインでライバルに肉薄

Pan Americaの語源には全米各州が一体となって政治・経済や外交などの協力体制を作っていくという意味がある。つまり「パン アメリカ1250」は米国が総力を挙げてアドベンチャー・セグメントに挑むという強い意志が込められたネーミングと言える。

それを雄弁に物語るのが、これでもかとテンコ盛りされた最新テクノロジーの数々。まずはエンジンだが、伝統の空冷ビッグツインではなく完全新設計の水冷V型2気筒DOHC4バルブ1250ccというまったく新しい現代的なレイアウト。全域でパワーバンドを広げる可変バルブタイミング(VVT)まで搭載し、最高出力150ps/9000rpmと最大トルク128Nm/6,750rpmと先行する同クラスのライバル勢にも引けを取らないスペックとなっている。
ハーレーとしては珍しく最高出力値を公開していることからも、自信のほどをうかがい知ることができよう。シャーシもエンジンを剛性メンバーとしてフル活用する分割式スチールフレームを採用することで軽量コンパクト化されている模様。

停止時に自動で車高を下げて足着きをサポート

そして、注目すべきは量産市販車初となるアダプティブライドハイト(ARH)を搭載したことだろう。これはSHOWA製のセミアクティブサスをベースにハーレー独自の制御を加えたものだが、走行中は常に最適な車高をキープしつつ、停止時に2インチ(5cm)程度下げることによって足着きをサポートする仕組みだ。

実は筆者も昨年末にSHOWAのテストコースで同様のシステムを体験試乗したが、スムーズな作動感と劇的な足着きの良さに驚いた記憶がある。優れた走破性と背反する足着き性の悪さ、というアドベンチャーモデルの宿命を一気に解決できる夢のツールを手に入れたのだ。

もちろん、走行状態に合わせてプリロードやダンピングを自動調整するセミアクティブサスとしての基本機能も搭載。5つの走行モード(スポーツ/ロード/レイン/オフロード/オフロード+)に合わせて最適化された5種類のサスセッティングも予めインストールされている。

最新デバイスのテンコ盛りで安全性も万全だ

また、最近のハーレーが積極的に導入している先進安全技術『RDRS Safety Enhancements』も組み込まれた。コーナリング対応の前後連動ABSブレーキとトラクションコントロール、過度な減速トルクを制御するスリップコントロールや坂道発進をアシストするヒルホールド機能など、2輪界における最新の電子デバイスがフル注入されている。
加えてタッチパネルで操作できる6.8インチTFTディスプレイやブルートゥースで電話や音楽やナビが楽しめるインフォテイメント、アダプティブヘッドライトなど、まさに至れり尽くせりの内容である。

ハーレー初の本格派アドベンチャーツアラー「パン アメリカ 1250」が目指すのは“2輪のマルチツール”だとか。そのコンセプトどおりの仕上がりを期待しつつ試乗を楽しみにしたい。

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